「長さは図面どおりに伝えたのに、確認が戻ってきた」
丸セパでは壁厚と製品全長を区別して伝えると、寸法の取り違えを防ぐ確認が進みます。
メーカー名・型式・ねじの呼び・寸法の意味・本数を、図面の表記に沿って揃えましょう。
この記事では指定済みの仕様を見積依頼に整理する方法を説明します。
使用する型式や部材の組み合わせが未確定ならその項目を明記し、施工側の仕様を確認してから手配内容を確定してください。
「壁厚」と「セパレータ全長」は別の寸法
丸セパは型枠の間隔を保持するための部材です。
共栄製作所の丸セパ製品案内にも、型枠間隔保持材として複数の型式が掲載されています。
同社の丸セパB型の寸法説明では「壁厚(W)」と「セパレータ全長寸法(A)」を区別し、全長の算出には別の寸法記号「L1」も使っています。
このため壁厚の数字だけを抜き出して「製品の長さ」と伝えると、何を指定したかが曖昧になります。
| 図面・資料で確認する情報 | 見積依頼での伝え方 |
|---|---|
| 壁厚 | 「壁厚」と明記し、数値・単位・図面上の記号を添える |
| 製品全長 | 「製品全長」と明記し、数値・単位・寸法を示す位置が分かる資料を添える |
| その他の指定寸法 | 寸法記号、数値、単位を省かず、対応する図を用意する |
| 寸法の意味が不明 | 数字を換算せず、元の表記と「寸法の意味は未確認」を伝える |
記号の意味はその製品の資料で確認します。
別の型式やメーカーの計算式を当てはめたり、コーンなどの条件を推測して製品長を補ったりせず、元の図面と指定内容を一緒に確認しましょう。

型式・ねじの呼び・関連部材をセットで確認する
「丸セパ」という品名だけでは型式まで特定できません。
共栄製作所の公式資料では例えば次のように説明が分かれています。
| 型式の表記例 | 公式資料に記載された用途・使用部材 | サイズの表記 |
|---|---|---|
| B型 | 両面打放し用。Pコーンを使用 | W5/16、W3/8 |
| BC型 | 片面打放し、片面仕上用。Pコーンと六角座金を使用 | W5/16、W3/8 |
見積依頼では施工側が指定したメーカー名・型式と照合してください。
ねじの呼びは仕様書に「W3/8」とあればそのまま記載します。
呼び方を独自に丸めたり、別の表記へ置き換えたりせず、メーカー名・型式と一緒に伝えてください。
コーンなどの関連部材も必要なら別に明細を作ります。
上記のB型・BC型の商品説明には、Pコーンが付属しない旨が記載されています。
必要な部材の品番・数量と、今回の見積に含める範囲を確認しましょう。
見積回答では本体と付属品の範囲も照合してください。
見積用に揃える7項目
| 項目 | 整理する内容 |
|---|---|
| 1.製品の指定 | メーカー名、品番、型式。図面や仕様書の原表記 |
| 2.ねじの呼び | 指定されている記号・数値をそのまま記載 |
| 3.寸法 | 壁厚・製品全長などの意味、寸法記号、数値、単位 |
| 4.形状 | 直線・曲げなどの指定。曲げがある場合は形状と寸法が分かる図面 |
| 5.数量 | 型式・ねじの呼び・寸法・形状ごとの本数 |
| 6.関連部材 | コーンなどの品番・数量と、見積に含めるかどうか |
| 7.納入条件 | 納入先、希望日、受取担当者、搬入・荷下ろし条件 |
寸法や型式が複数ある場合は1規格ごとに行を分けます。
「合計○本」だけでなく、各規格に必要な本数を記載してください。
図面を用意するときは図面番号・改訂日・該当箇所が分かるようにします。
写真だけで寸法が確定できない場合もあるため、読める品番や寸法の指定をあわせて整理しましょう。
壁厚の指定がある場合の記入例
次の記入用メモをコピーし、括弧内を図面や仕様書の内容で埋めてください。
未確認の項目も残しておくと、相談時に確認することが分かります。
品名:丸セパ
メーカー名・品番・型式:[仕様書の表記]
ねじの呼び:[仕様書の表記]
寸法の意味:壁厚
指定寸法:[図面の寸法記号]=[数値]mm
製品全長:要確認
形状:[直線・曲げなど、指定された内容]
数量:[本数]本
関連部材:[品番・数量/未確定/今回は見積不要]
参照図面:[図面番号・改訂日・該当箇所]
納入先:
希望納入日:
受取・荷下ろし条件:
連絡先:
確認したいこと:
製品全長が指定されている場合は「寸法の意味」を製品全長に変更し、寸法を示す位置が分かる資料を用意してください。
壁厚と製品全長の両方が指定されている場合は別々の項目に記載します。
依頼時に不足しやすい情報
「長さ○○mm」だけになっている
壁厚・全長・その他の指定長のどれかを確認します。
分からないときは元の図面表記を残したまま「寸法の意味は未確認」と伝えます。
型式はあるが、メーカー名やねじの呼びがない
指定された製品の資料を確認し、型式とねじの呼びをセットで記載します。
前回の品番やラベルがある場合は照合用に用意してください。
関連部材まで含まれると思っている
セパレーター本体とコーンなどの関連部材を分けて確認します。
必要な品番・数量、付属するもの、別に見積を依頼するものを明細にしてください。
再注文で変わった寸法や本数が分からない
前回の見積番号に加え、今回の変更点を書きます。
図面が改訂されている場合は今回使う図面を明示してください。
丸セパの見積相談をするには
依頼前にメーカー名・型式・ねじの呼び・寸法の意味・本数が揃っているかを確認します。
希望日と納入条件もあわせて伝え、見積回答では指定仕様、数量、価格、納期、関連部材の範囲を照合しましょう。
苫小牧・千歳で丸セパの手配をお考えの方は、第一産業へご相談ください。単管・クランプなど、同じ現場で必要な仮設資材もあわせて確認します。
配送地域は配達・ご相談エリアをご覧ください。
品名・規格・数量に加え、納入先の市町村・現場住所・希望日をお知らせください。品目と受取条件をもとに、納入方法・送料・納期を確認します。
ご相談は指定内容を手元に0144-33-5756へお電話ください。
写真や図面がある場合は送付方法もご確認ください。
資材の見積相談
確認した仕様を、具体的なご相談へ。
品番・寸法・数量・納入先・希望日をお知らせください。図面や仕様書がある場合は、その旨も添えていただくと確認が進みます。
公式フォームで相談するお電話:0144-33-5756
受付 8:00〜17:00(土・日・祝日休み)
