「この図面の木材を頼みたい。寸法と本数を書けば、見積してもらえる?」
寸法だけを書き出すと、別のページにある材種や加工の指定を見落とすことがあります。
図面と見積明細に同じ部材番号を付けると、どの木材をどの仕様で何本頼むかを伝えられます。
この記事では、苫小牧・千歳などの現場で使う土木木材・製作木材について、図面・材種・寸法・本数・加工内容を見積依頼へまとめる方法を紹介します。
納入先や希望日の整理と、コピーして使える見積メモも用意しました。手元の図面を開き、部材ごとに書き出すところから始めましょう。
最初に用途と見積に使う図面を揃える
「木材を加工してほしい」という依頼には、使う現場と用途を添えます。図面がある場合は、対象の部材に印を付けておきましょう。
図面が複数あるなら、今回使う図面番号と改訂日を明記します。寸法が変わった旧図面を混ぜず、変更箇所も一緒に伝えてください。
元の図面に部材番号があれば、そのまま使います。番号がない場合は「部材A」「部材B」のように付け、見積明細にも同じ名前を書きます。
手描きの図でも、形・寸法・加工位置を読み取れるようにまとめられます。写真を添えるときは、どの部材のどの面が写っているかも記載しましょう。
断面寸法と長さを分け、必要な仕上がりを伝える
角材や板材では、断面の2方向と長さを分けて書きます。「厚さ・幅・長さ」など元の図面の呼び方を残し、各寸法に単位を添えてください。
| 確認する内容 | 依頼に残すこと |
|---|---|
| 断面 | 厚さ[ ]mm × 幅[ ]mm。図面の対応する辺 |
| 長さ | 長さ[ ]mm。どこからどこまでの寸法か |
| 寸法の意味 | 加工後の完成寸法か、加工前の材料寸法か |
| 精度・仕上げ | 許容差、表面仕上げなど、図面や仕様書にある指定 |
完成後に必要な寸法と、加工前の材料寸法を混ぜずに伝えましょう。
表面を削る仕上げまで頼むのか、切断した材料を受け取って現場で加工するのかで、依頼内容は変わります。どこまでを見積に含めたいかを書いてください。

丸太など断面が四角でない材料は、この書式へ無理に置き換えません。径や測る位置など、元の図面にある指定を残して相談します。
材種・品質・加工の指定は寸法と別に残す
寸法が同じでも、材種や品質の指定まで同じとは限りません。図面・仕様書に樹種名、等級、乾燥や保存処理の指定があれば、その表記を添えます。
農林水産省の製材のJAS規格でも、製材の種類に応じて樹種・寸法・等級・乾燥処理などの表示が整理されています。
既存材の写真だけで樹種や等級を決めず、仕様書や前回の納品明細と照合してください。指定の有無が分からない項目は「未確認」として残します。
穴や切欠きなどの加工を希望するときは、形だけでなく位置も示します。図面のどの端や面を基準に測ったかが分かるように寸法線を入れましょう。
- 加工する部材番号と、加工する面
- 穴や切欠きの寸法・深さ・位置など、図面で指定された内容
- 同じ加工をする本数と、加工しない部材との区別
加工内容を図と明細に揃えたうえで、対応できる範囲を見積先に確認します。必要な仕様を決める担当者と、見積の窓口も分かるようにしておくと照合が進みます。
数量は受け取りたい部材ごとの本数にする
断面・長さ・材種・加工のどれかが違う部材は、明細を分けます。ひとまとめの「木材一式」では、必要な内訳を確認できません。
| 部材 | 1行にまとめる情報 |
|---|---|
| 部材A | 材種[ ]/断面[ ]mm ×[ ]mm/長さ[ ]mm/加工[ ]/[ ]本 |
| 部材B | 材種[ ]/断面[ ]mm ×[ ]mm/長さ[ ]mm/加工[ ]/[ ]本 |
| 共通資料 | 図面番号・改訂日、品質や仕上げの指定 |
長い材料を現場で切り分ける注文では、材料として受け取る本数を伝えます。指定の長さに切断して納品してほしい注文では、切断後に必要な本数を書きます。
材料の本数と、切断後に必要な部材の本数を区別しましょう。
束単位で回答を受けた場合は、1束の入り数と合計本数を確認してください。追加注文なら、前回の見積番号・対象部材・今回増やす本数を添えます。
必要日と納入先は受け取り条件まで揃える
納入先は会社住所だけでなく、実際に受け取る場所を書きます。市区町村・町名・番地まで記載し、搬入口が別の場合はその場所も添えてください。
現場名・受取担当者・当日の連絡先もまとめます。複数の現場へ分けて納める場合は、納入先ごとに部材番号と本数を揃えましょう。
長い部材を依頼するときは、搬入経路や荷下ろし場所の指定も添えます。進入できる車両や荷下ろし方法に条件がある場合は、見積依頼の時点で伝えましょう。
「現場で使う日」と「納品してほしい日」が違う場合は両方を書きます。分納を希望するときは、部材番号ごとに必要日と本数を分けてください。
見積回答では材料・加工・運賃・荷下ろしの範囲と納入可能日を確認します。図面に書いた加工が、どの明細へ含まれているかも照合してから注文しましょう。
ほかの資材もまとめて依頼する場合は、建設資材の見積依頼で揃える情報の共通チェック項目も使えます。
製作木材の見積メモを作って相談する
以下をコピーし、図面と照らし合わせて角括弧の中を埋めてください。複数の部材がある場合は、部材番号から数量までの組を追加します。
用途・現場名:[ ]
図面番号・改訂日:[ ]
部材番号:[ ]
材種・品質の指定:[指定内容/未確認]
断面寸法:厚さ[ ]mm × 幅[ ]mm
長さ:[ ]mm
寸法の意味:[加工後の完成寸法/加工前の材料寸法]
加工・仕上げの指定:[内容・位置・参照図]
数量:[ ]本/受け取る形:[切断後/材料のまま]
納入先:[市区町村・住所・現場名]
希望納入日・分納:[ ]
受取担当者・連絡先:[ ]
搬入・荷下ろし条件:[ ]
確認したいこと:[ ]
寸法指定の製作木材をご相談ください
第一産業へ、土木用途の寸法指定木材・製作木材をご相談ください。
図面と部材ごとの寸法・本数に、納入先の市区町村と希望日を添えてお知らせください。
苫小牧・千歳を中心に、現場への配送をご相談いただけます。
加工内容と搬入条件を確認し、手配の可否・送料・納期をご案内します。
ご相談は0144-33-5756へお電話ください。
図面や写真がある場合は、送付方法もご確認ください。
取扱いのご相談は土木木材・製作木材の商品案内、配送地域は配達・ご相談エリアで確認できます。
資材の見積相談
確認した仕様を、具体的なご相談へ。
品番・寸法・数量・納入先・希望日をお知らせください。図面や仕様書がある場合は、その旨も添えていただくと確認が進みます。
公式フォームで相談するお電話:0144-33-5756
受付 8:00〜17:00(土・日・祝日休み)
